« 建築模型ができるまで(1) | トップページ | 建築模型ができるまで(3) »

2012年2月13日 (月)

建築模型ができるまで(2)

まずは模型製作用の設計図の作成です。実際の建築設計図の平面図、立面図、断面図を読み取ってスチレンボードから切出す壁面、床面、屋根面などのパーツの型紙を作成します。設計図がCADデーターとしてあればそのままCADを使って作成します。Cimg3045今回の模型は外装のみ(内部まですべて作るタイプは又次の機会に!)のタイプですので、必要なパーツをすべて拾い出し、スチレンボードの定尺600mmx450mmパネルに経済的にパーツ取りができるようにレイアウトしていきます。パーツには窓の位置やパーツの合わせ位置、相番などを一緒に明記しておきます。Photo

これを、大型プロッターで印刷して型紙にします。ロール紙に打ち出しますから600x450でも分割せずに一枚の型紙として印刷できます。当事務所の外壁は白なので、トレーシングペーパー(製図用の半透明の紙)を型紙として印刷します。外壁に色や柄がついている場合は、色付の用紙に印刷したり、柄をカラー印刷して作成した型紙をスチレンボードに貼り付けてからカットしていきます。内装の壁紙などもあらかじめ柄を印刷ながら型紙を作成します。Cimg3042

今回使用する型紙は直接スチレンボードには貼り付けずに、型紙としてのみ使用し、スチレンボードの直貼り紙を仕上げ面として利用しようと思います。その理由はできるだけ接着剤を使用する面を少なくしたほうが、模型そのものの耐用年数は長くなるからです。接着面は年月とともに少なからず劣化しますので、必ず剥げてきます。ですから仕上げ部分には絶対にテープ類は使用しません。(特に両面テープ)完成当初はきれいですが、テープは遅かれ早かれ必ず剥げてきます。借り止め部分ならいいですが仕上げ部分には接着剤(やっぱり紙同士の貼りあわせには、乾燥時間がかかりますが木工用ボンドが一番いいですね)を使うようにします。

« 建築模型ができるまで(1) | トップページ | 建築模型ができるまで(3) »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/583485/53975502

この記事へのトラックバック一覧です: 建築模型ができるまで(2):

« 建築模型ができるまで(1) | トップページ | 建築模型ができるまで(3) »